タイトル

始まりは。。

真夜中・・・
人々が寝静まった頃 
NightCat Nora はう〜〜んと背伸びをします。
これからが面白い時間・・・
ホラ、窓辺に月明かり。。。
他の猫たちはカーチのベットに潜り込んで夢の中
おやおやトーチのお布団の中にも・・・
ウフフ、ここはね小さなお家だけれど
温かいねぐらなのよ。
さぁ、Noraはこれから・・・

ライン

今夜はね、とうとう見つけたのです。
この間から、真夜中になると窓の向こうの屋根に
銀色の猫が寝ているのです。
いったいどこから来るのか、確かめてみたかった・・・

何気なく見ていた窓辺の月明かり
その時、月からの一筋の光のロードが出来ました。
銀色の猫はゆっくりと
そう・・・急ぐでもなくその道を辿って
屋根の上にストンと降りました。
大きなあくびをするとまぁるくなって寝はじめました。

「ねぇ、ジジ。あなたどこから来たの?!」   
Noraは窓辺から「ニャ〜ン?!」と鳴いて
銀色の猫に訊ねてみました。
「ウワォォ〜・・・、びっくりじゃ!
さては・・・おまえさんにわしが見えるのかな?!」
そう銀色の猫は答えました。
「へぇ? 見えるのかなって?? 見えないの?!」
解るような解らないような声を上げたNora。
「ニャ〜〜ン??」

ライン

「アタイね、いつの頃からか銀色Cat【ジジ】が
屋根で寝ているの知っていたよ。
どこから来たんだろうって・・・
不思議に思っていたの。
でもね、今夜初めて見ちゃった♪
ムーン・ロードを通ってきたよね。」
好奇心一杯のみる色の目はいきいきと輝いています。
「ふむ。。。ムーン・ロードか、良い響きじゃのう」
ジジの目も糸のように細くなりました。

「おまえさんにわしが見える
と言うことは・・・どうやらおまえさんは
わしの手のひらからこぼれた【パール・ストーン】じゃな」
ジジの目は益々細く嬉しそうに微笑みました。
「パール・ストーン?!」
同じようにNoraの瞳も益々こんがらがってきました。

「たまにわしはやってしまうんじゃ
【命の泉】からすくい上げた《いのち玉》を
こぼしてしまうことが・・ホ・ホ・ホッ♪
なぜかこぼれ落ちた《いのち玉》は虹色に輝いて
どうやら特別な力を得るらしい。
わしとて、そんな【パール・ストーン】に滅多には出会えんでな。
ホイ・ホイ、なんだか楽しくなりそうじゃわい♪」

はて?!
Noraにはこの銀色Cat【ジジ】の
言っていることがさっぱり解りません。
庭の桜の花びらが夜風に吹かれて
Noraの肩にフッと止まりました。
その時、銀色Cat【ジジ】も風に乗って
どこかへ行ってしまいました。。。
「ん?夢だったのかしら?!」
Noraはなんだかとても不思議な気持ちになりました。
それと同時に睡魔が・・・
「・・・おやすみにゃ〜〜ん・・・」
Noraは眠りの世界に沈んでいきました。


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