タイトル

八百屋の公ちゃん

前列向かって左から四番目。
彼は・・・
先生泣かせ・親泣かせのガキ大将。
はな垂れ小僧のくせに、喧嘩はめっぽう強い。
なぜって、
彼は男ばかり三人兄弟の末っ子。
母ちゃんは忙しくっていつも
公ちゃんを外へ追い出していた。
兄ちゃんは・・・勉強が良くできた。

公ちゃんはそれでもワタシの最初の友達、幼なじみ。
家は、川をはさんで向かい合っていた。
日に何度かは公ちゃんち(八百屋)に行く。
ほら、昔はお金なんってなかったから【通い帳】があったでしょ。
今で言えば【クレジット】のようなものね。
支払いは月末だったか、半期ごとだったか
覚えていないけれど、ある時払い?
お使いと言えばそれを持って走っていった。
母ちゃんが「アイヨ!」と
新聞紙に品物を包んでくれる。
もちろんお菓子なんって滅多に買えなかった。
1個5銭のあめ玉が10個買えれば御の字。
お小遣いなんってほとんどなかった。

ライン

公ちゃんは怒られるいたずらは多分みんなした。
女の子の髪の毛を引っ張って泣かすなんって事は朝飯前。
ゴチャ理屈で先生をやりこめるのも好きだ。
嫌いなこと・・・宿題。
「○○宿題見せてくれ〜」
そうやって公ちゃんは、女の子を巡回する。
その都度「もう泣かせへんけんな!」

写し終えると、さっき言ったことなどとっくに忘れている。

この公ちゃん、実は早熟(?)だった。
忙しかった母ちゃんとお風呂にはいることがなかったのか
自分とあそこが違うことに幼稚園の時から関心があった。
「おい、お前のあそこ見せてくれ。どなに違うんや?!」
こう公言して歩いた。
それでもまさか、こうだよとはだれも見せてはくれなかったらしい。

けれど・・・公ちゃんの?印はまだ解決していなかった。
遂に、公ちゃんは銭湯の女湯にはいることを決意した。   
その頃は内湯なんってほとんどなかったから、
近くの銭湯にほとんどが行く。
「おまえら、何時頃いくんか?」
女の子はクスクス笑いながら「ご飯前。」

遂に公ちゃんはやってきた。
番台のしたの押し戸をくぐって女湯へ。
別に小学3〜4年ぐらいまではどちらに入っても怒られはしない。   
「うわっ!女ってオチン○ンない、どうやってオシ○コするん?」
大笑いの女湯だった♪


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