タイトル

ムーン・ストーリー(Sep)

9月・・・北国の秋は思いの外早いのです。
いつの間にか夜はストーブがはいりました。
まだまだ南では残暑が厳しい季節なのに・・・
そろそろ冬の準備をしなくてはいけません。

ミーシャも来月が二回目のお誕生日です。
神様がくれたご褒美・・・・
それも今月で12回目。
もうすぐ1年になります。
何か大切なことを
お月様が教えてくれたような、そんな気がします。

今夜もお月様はにっこり微笑んでいます。
『ミーシャ、今宵が最後ですよ・・・』 ライン

〈月の雫〉

今は真夜中です。
星のかけらが、お月様の元に集まり出しました・・・
いったい何が始まるのでしょう?!
辺り一面光が満ちあふれています。
なんと神々しい光でしょう・・・

そのとき天使達が天空から何かを
持って降りてきました。
お月様もそれを待っていたかのように
星のかけらを夜空にちりばめました。
星のかけらは・・・
天使達が持ってきた何かを
大切そうに預かって、地上にスーッと消えていきました。
星のかけらには
お月様の月の雫が入っています。

「ミュー・・・」
『今のは何・・・?』
そう、お月様に問いかけたつもりでした。   
『今に解りますよ、ミーシャ・・・』
そう言って、お月様は優しく微笑んでいます。

その夜、幾らの流れ星が流れたでしょう?!
ミーシャは気付きませんでしたが・・・
ミーシャの後ろには神様が立っていました。
とても満足そうな表情をして
自慢のあごひげをゆっくりなでていました。

翌朝、目覚めたミーシャは
ウーンとのびをすると
あの星のかけらのことを考えました。
・・・もしかしたら
もしかしたら、あれは新しい生命?!
ミーシャは難しいことは良くは解らないのですが・・・
今までのお月様の色んなお話。
それは・・・命の再生?


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